犬の舌は体温調節器・・・高橋ナツコ

ところで、犬はなぜ暑くなると口をあけて舌をだし、ハアハアとあえぐのでしょうか。

人間の場合、体に200万もの汗腺があり、そこから汗をだすことによって、熱をからだのぞとにだしています。ところが犬は、足の裏にしか汗腺がありません。

そこで暑くなると、あのように長い舌をだして、水分をはげしい呼吸といっしょに外にだし、体温をととのえているのです。

おまけに犬の舌は必要に応じて、面積も体積も大きくなり、より多くの水分と熱を外にだすことができるのです。

しかし、暑くもないのに舌をだしてあえいだり、少しの運動でハアハアというようなときには、熱があったり、肺や心臓の具合が悪かったりということがありますから、お医者さんに見てもらうことです。

高橋ナツコ

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このページは、-が2012年4月24日 00:52に書いたブログ記事です。

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