ティー・パーティーの招待状には、何月何日の<二時から四時までとか><三時から五時まで>などと、開会・閉会の時間を明記するのが礼儀です。

それに対して、出席の返事を出した人は、できるだけ開会の時刻までに出席し、閉会の時刻までいるほうが主人側に喜ばれますが、仕事などの都合でそれができない場合は、遅れて出席しても失礼にはなりませんし、早めに退席してもさしつかえありません。

ティー・パーティーは出退席は自由なので、その点カクテル・パーティーと同様といえます。



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■レセプションとは
これは、比較的地位の高い人が、公的な立場で、多数の客を迎接するパーティー(晩餐会.夜会.午餐会などを除く)の総称で、その形式はすでに紹介した<カクテル・パーティー>の形をとることが多く、また、<ビュッフェ>や<園遊会>などの形をとることもあります。


■ティー・パーティーの開き方
ティー・パーティーは、午後のひとときを親しい友人や知人を招いて、楽しく過ごすのを目的としたパーティーで、午後一時から五時ぐらいまでのあいだの二?三時間にわたって開かれる場合が、もっとも多いようです。

家庭にごく親しい人たちだけを招いて行なう小人数のパーティーもあれば、喫茶店など、適当な会場に比較的多くの人たちを招待して行なうティー・パーティーもあります。



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園遊会は、文字どおり、庭園などの屋外でもよおすパーティーで、屋内では収容しきれないような比較的多数の客を招く場合に開いたり、桜や菊などの満開のときに歓桜会や歓菊会と称して開いたりします。


・開催の時期
屋外で開く関係上、春や秋の晴天のつづくころに開かれることが多く、午後一時から五時くらいまでのあいだの二?三時間が普通です。

なお、主として夏季には、夜間に行なわれることもあります。

また、雨天の場合は順延とし、曇天なら、主催者のほうで降雨にそなえて、テントを張るなりして決行することが多いようです。


・客のもてなし方
客は、会場に着くと、まずクロークに所持品をあずけ、受付に招待状を差出し、記名帳があればそれに署名して、会場である庭園内にはいります。

庭園の入り口付近には、主催者がいますから、それに挨拶して、園内にすすむと、あちこちの茶亭やテントがあります。



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■猫の骨が折れたら
骨折かもしれないと思ったらできるだけ患部に触れないように。

ヘタに触ると血管や神経を傷める恐れがあります。

足だったら副木をあてるか、小雑誌などで包むようにして包帯で巻いて固定して病院へ。

直ちに診てもらえるのなら応急処置はしない方が賢明です。

背骨の場合は板に横向きに乗せ、ひもで全身を固定し静かに病院に運びます。

ケガがひどくどうしていいか分からない場合は、とにかく医師に雷話し、指示を仰ぎます。


■猫のシグナル
健康な子は健康な両親から。

父猫、母猫とも、親になるための第一条件は遺伝的異常がなく、精神的にも生理的にも健康であることです。

健康であるということは、まず母猫は普段から完全な栄養(正しい食事)をきちんととっているかということで、これは母体、子育てにも影響のあるとても大切な条件の一つ。

また、子猫の時から甘やかされ過ぎて育てられ、飼い主に対して極度の依存心をもった猫も、精神面の安定に欠けた、不健全な猫といえるでしょう。

親猫の条件を満たすのは、これらのことがきちんと備わっていることをいうのです。



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■ペットホテルについて
事前に料金のほかに衛生面や食事、サービスの内容などについて確認しておいた方がいいでしょう。

正月や夏休みには満員で泊まれないこともありますので、利用する場合は早めに予約するようにします。

緊急の旅行などでホテルが確保できないときは、かかりつけの獣医さんに頼んで預かってもらう方法もあります。

■できれば自宅で
猫にとって一番安心できる場所は自分の家です。

神経質な猫だと、ホテルなどに預けると、食事もとらなくなりやせ細ってしまうこともあります。

エサの補給とトイレの掃除をしに通ってくれる人が見つかれば、それが一番です。

旅行は、猫を飼っている人には共通の悩みなので、日頃から猫仲間を作り、いざという時にはお互いに助け合うようにするといいでしょう。

最近は、通いで猫の世話をしてくれる所もできています。




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■猫が交通事故にあったとき
あまり動かさずに、まず獣医さんに電話して、ケガの状態、全身の様子を正確に伝えて指示を仰ぎます。

もし、口の中に血液や吐いたものがたまっていたら窒息の原因になるのでガーゼなどでぬぐってやりましょう。

注意したいのは、一見、何の異常もないときです。

猫は我慢強いので、内臓などに損傷があっても外から見るだけでは異常に気がつかないことがあります。

必ず獣医さんの診察を受けるようにしましょう。


■変化の多い脈、呼吸
脈は後足の内側の上部3分の1ほどの所にある静脈を探し(見つけにくいのでよく探す)、軽く指先をあてて数えます。

静かにしているときに測って、正常値は1分間90?240回で、呼吸は正常時で1分間に30?40回くらいです。

胸やお腹の上がり下がりを見て数えてください。

脈も呼吸も、興奮したり、遊んだ後は上がるので、静かにしているときに計ります。




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■歯石は飼い猫病
人間に飼われて軟らかいものばかり食べている飼い猫は、歯石がたまりがちです。

猫の歯石は取りやすいので、気づいたときに爪で取ってやりましょう。

猫がひどくいやがったり、歯石が固まってしまっている場合は年に一回、病院で取り除いてもらうようにします。

老猫に多い歯周病もこの歯石が原因となって起こります。

歯が黄色くなってきたら歯周病になり始めています。

歯周病が進行すると、抜歯することになってしまいます。


■遊びは本能
猫は大人になっても好奇心旺盛でよく遊びますが、子猫にとって遊びは本能に根ざしたもので、生活の中心をなすものです。

子猫は遊びを通じて筋肉を発達させ、物をつかんだり、かんだりする力をつけていくほか、獲物の捕り方や闘いの仕方を学んでいくのです。

また、猫社会のルールを覚えるのも一緒に生まれた兄弟との遊びを通じてです。




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■猫のシャンプーは頭から
シャンプーは、薬用ノミ取りシャンプーを。

洗う際は頭から下の方へ洗い、ノミを追い詰めます。

体からだと、ノミが頭に逃げて取りにくく大変です。

洗面器に浮かんだノミは洗剤液につけるか、集めて焼いて殺します。


■猫のノミは卵のうちに
いくらシャンプーをしても、猫の体から落ちてあちこちに転がっている卵がそのままではもとのもくあみです。

掃除機で徹底的に掃除しましょう。

猫の寝場所付近が要注意ですが、どこにでも落ちている可能性があるので家具の裏なども忘れずに。

夏の繁殖期に入る前に行うのが効果的です。

掃除の後は、吸い取り口に殺虫スプレーをかけ、フィルターは洗剤液につければ、ほぼ完壁です。




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旅は苦手・・・高橋ナツコ

猫を旅行に連れ出すのは、あまりおすすめできません。

飼い主は、置いていくより親切と思っていても、環境の変化に弱い猫にとっては、旅は苦痛です。

どうしても、という場合は十分な準備をしてください。

移動にはキャリングバッグを使います。

通気性に配慮したものだけに、冬場は風邪をひく恐れがあるので、カバーをかけるか、ペット専用の使い捨てカイロを入れてやります。

中には途中でオモラシをした場合に備え、底にビニールシートを敷き上にタオルを重ねておきます。

旅先でのトイレ用に普段のトイレの砂も少量もっていきましょう。

なお、最近はペット同伴OKの宿もありますが、大半はまだ連れ込み禁止です。

OKの所も予約が必要だったり、細かい規則があったり、別料金だったりするので、事前に雷話で確認した方がいいでしょう。




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■長毛種の猫はこまめに、シャンプーする
長毛種の猫の場合、月に1回、できれば1週間か10日に1回はシャンプーをしてやります。

手入れが悪いと、腋の下や腹部に毛玉ができ、美しい毛並みが台なしですし、毛球症になることもあります。

短毛種なら、濡れた布で汚れをふき取る程度で、こまめにブラッシングをしてやればシャンプーの必要はあまりありません。


■やっかいな涙やけの変色
涙目の猫の場合、目の周囲が涙やけで変色することがあります。

もとに戻すのは大変なので、普段の手入れが必要です。

ぬるま湯で湿らせたガーゼかコットンで目の周りを軽く叩くようにして分泌物を柔らかくし、絞ったコットンでそっとふき取ります。

猫の目はデリケート、人間用の目薬やほう酸水を使うと炎症を起こすので絶対にやめましょう。



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猫のブラッシングの基本は毛の向きに沿ってすくことで、別に難しいことではありませんが、長毛種と短毛種では必要な回数も、やり方も当然変わります。

■短毛種の場合、普段はむだ毛を取る程度で十分ですが、毛の抜け替わる春と秋にはていねいにブラッシングしてあげてください。

ブラッシングの前に全身をお湯で湿して行う方法もあります。

毛が飛び散らず、比較的スムーズにできます。

■長毛種の場合は季節に関係なく毎日のブラッシングが必要です。

まず粗目のクシで全身をとかします。

額、頬、あごの下の短い毛は鼻先に向かってクシを入れるようにします。

腋の下や腹部は毛玉ができやすい所なのでていねいに。

次に豚毛の柔らかいブラシでもう1回体全体をとかします。

最後に細目のクシを入れてできあがりです。

それでもベトついたり汚れた部分があったら、猫用のパウダーをかけてなじませてからクシを入れます。

こう書くと大変なようですが10分程度の作業です。



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■猫の毛色で性格が分かる?
毛色を決める遺伝子はオス、メスを決める性染色体上にあるので、性別によって表われやすい色の偏りが起こります。

たとえば、赤虎の大半はメスですし、三毛のオスは染色体異常によってしか生まれず、多くは繁殖力がありません。

また、毛色と性格について、一般に赤毛の猫はボヤッとしているものが多く、三色や白は神経質、黒は理知的ともいわれますが、はっきりした論証はありません。

■多いのはA型
わがままで気まぐれな猫の性格からして、血液型はB型が多いのでは、と思われるかもしれませんが、実はA型が圧倒的なのです。

最近行われた日本の調査ではA型9割、B型・AB型で1割弱となっていますし、別の調査でもA型は70%以上を占めています。

考えると、暇さえあれば身つくろいをしているきれい好きと、環境変化を嫌う神経質な所はA型にぴったりかもしれません。



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■猫は、普段は舌を出さない
猫は、犬と違い普段は舌を出しませんが、時に舌を出したままにしていることがあります。

別にアカンベーをしているわけではなく、単にしまい忘れただけのようです。


■家出防止は愛情で
何かに驚いて逃げ出す以外にも、猫は家出することがよくあります。

家出の原因の多くは、新入りの猫や他の動物が来た、部屋の模様替えや引っ越しがあった、などの環境変化です。

いずれも猫にとってはつらいことですが、それをカバーするのが飼い主の愛情です。

こんなときは普段以上に注意してあげましょう。

このほか発情期になると家に寄りつかなくなりがちです。

どう考えても原因不明の家出は、やはり猫にしか分かりません。




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国旗はどう掲げるか

元日をはじめ、いわゆる国民の祝日に町を歩いていると、あちこちに国旗を掲げている家を見かけますが、たまたま、向かい同士で、おたがいに掲げている国旗が、一方は門の向かって左側、一方は右側に掲げているのを見て、はて、どちらの掲げ方が正しかったのだろうと迷わされることがあります。

一本の旗を門に立てるときは、門の外から見て左に立てるのが正式です。

また、二本の国旗を交叉させて掲げる場合は、門の外から見て、右側の旗竿を手前にするのが正しく、外国の国旗と交叉させる場合は、外国旗の旗竿を門の外から見て右手前にします。

また、ときおり、夜になっても、国旗を出している家を見かけますが、これも正しくありません。

国旗を掲げる時間は原則として、日の出から日没までというのが正しい作法です。



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ペットシッターは、犬の世話を一手に引き受けてくれる便利なサービスですが、不在時に家に入って作業するため信用できるシッターを探すのが大切です。

もちろん、ペットシッター自身、世話をする部屋以外、世話のために必要な道具や行動以外は規制して作業に当たりますが、より安全で安心な外出をするためにも、信用できるペットシッターを見つけるに越したことはありません。

初めて利用するなら、動物病院に相談したり、ペット仲間の情報を集めたりして地域の様子を調べてみるといいでしょう。

きっと、地域で信用されているペットシッターがいるはずです。

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ペットを預ける場合

ダイエット中であるとか、アレルギーなどの疾患があり特別な食事を与えている場合は、それを持参します。

メーカーが決まっている場合も持参しましょう。

飼い主の親心になるかもしれませんが、犬のストレスを軽減させるために普段使っているタオルやひとり遊び用のおもちゃを持参するのもいいでしょう。

ペットホテルでなくても、友人・知人宅に預ける場合もルールは一緒です。

犬の健康状態などを考慮し、ハウスをごと持参。

エサも持って行くようにしましょう。

散歩やトイレについても、預けるときに触れておくと相手は助かるはずです。

とにかく、いくら預け先が親しくても、節度をもって対応することが大切です。


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猫のための遊び道具として、バネの先にボールがついているものなどが市販されており、それなりに工夫されています。

しかし、遊びの天才の猫は特別な遊び道具がなくても平気です。

身近な遊び道具一の代表格はネコジャラシでしょう。

既製品があり、これを振ってやると猫は我慢できません。

ハタキも、目の前でヒラヒラさせられると、いくつになっても思わず手が出てしまいます。

糸でつるしたピンポン玉、ひも、毛糸玉、丸めた紙など一も猫にとっては十分すぎる遊び道具です。

紙袋や空き箱も大好きで、床に置いてあれば一人で入って遊び、しまいには満足して中で寝てしまいます。

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親と違う毛色の子猫も

白猫カップルの子猫に黒猫が混じっていても「どこで浮気したんだ」などと疑ってはいけません。

昔習った遺伝学を思い出してください。

猫の色を決める遺伝子には優性と劣性があります。

たとえば、黒とブルーでは、黒が優性でブルーは劣性ですから、両方の遺伝子をもっている猫は必ず黒になりますが、このような黒猫カップルの子猫には4分のーの確率でブルーの子猫が産まれてきます。

このほか毛の長さ、毛の質なども遺伝によって様々に変化します。

だから、どんな子猫が産まれるかを確実に知るには、3代前からの交配記録がすべて記されている血統書が必要になります。

血統書はキャットクラブなどで発行されています。

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猫は逃げ出してもあまり遠くには行きません。

おびえている時は名前を呼んでも出てきません。

そろそろ猫が落ち着いたかな、という頃、呼んでやりましょう。

逃げた猫が見つかっても追いかけたりしないでください。

また逃げられてしまいます。

キャリングバッグの前にエサを置き向こうからやってくるのを待ちましょう。

家に帰ったらケガをしていないかチェックします。

どうしても見つからないときは、保健所に連絡してみるといいでしょう。

事故などで収容されていることもあります。

他人の家で面倒を見てもらっている場合もあるので、近所に張り紙をしてみるのもいいでしょう。

動物専門の探偵社もありますので相談してみるのも手です。

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お土産は、飼い主訓練

猫はネズミやヘビ、スズメなどを捕まえると、わざわざ飼い主の所までもってきます。

とんだお土産で、思わず叱りたくなりますが、そこはちょっと我慢。

運んで来るのは、獲物を安心して食べられる所に移す本能だとの説のほか、飼い主を無能なハンターと見ているので、子猫に対するのと同じく獲物の捕り方を教えようともって来るのだ、との説があります。

避妊したメス猫に特にこの行動が目立つので一理ある意見かもしれません。

いずれにしろ本能に基づく行動で、猫にすれば獲物を捕えて得意満面のときに叱られても、なぜ叱られたか理解できず、隠れて捕るようになるだけです。

部屋の隅で死骸が腐っていた、というようなことにならないようにお礼をいって受け取ってすぐ処分するようにした方がいい一でしょう。

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今の状態だと、飼い主が来て犬の名前を呼ぶと、また前の状態に戻ってしまうからです。

犬にしてみれば、「あ、ボクの仲間が来た!」といったところなのでしょう。

そこで、犬を落ち着かせるためにも、私は最初の処置として、「ベンチに座って知らん顔して新聞でも読んでいてください」と飼い主に指導しました。

こちらで犬がハァハァと興奮していても、飼い主はいっさい無視するのです。

すると、10分?15分後に犬は落ち着きを見せ始めました。

しかし、飼い主が立ち上がると、また興奮。

それでも無視を続けると再び落ち着くのです。

飼い主が動く→犬が興奮→無視という動作を繰り返し行いました。

訓練の間、リードは訓練担当者が持っています。

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犬の気持ち

◆案外無意識に行動して犬に怒られたりした経験のある方もいるでしょう。

犬は怖いと感じた次にとる行動として咬みつくということがあります。

飼い主の不注意からこのような行動を誘発する場合がありますので気をつけましょう。

◆犬にとってトレーニングすることは決して苦痛ではありません。

飼い主に教えられることは正しく、安心して生活できると感じさせなければいけません。

それには、日常生活において愛犬に声をかけてあげることが大切なことです。

深い愛情を注がれて育った犬は、必ずよい犬に育つはずですから、飼い主が途中で投げ出したり、諦めたりしないように心掛けてください。

厳しさも愛情の一つですから、可愛いがる本当の意味をよく考えて、命あるかぎり家族の一員としてお互いに良い意味で距離をおいて楽しく過ごしてほしいものです。

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◆おいでのトレーニング

この時「コイ!」と厳しい口調で叱るように命じます。

犬が手元に来たらよくほめてあげます。

叱ることとほめることの差を、はっきりと態度で示します。

リードの引き方は、首にショックを感じるように弾みをつけて行ないます。

ズルズルという引き方はしないように。

◆ごほうびについて

「スワレ、マテ」と命じ、犬と対面し、一呼吸おいてから「ヨーシ、コイ」と呼び、この一連の動作ができた時にごほうびに食べ物を与えます。

常に与えるのも問題があり、命令と違うことをしたら絶対に与えないように、毅然とした態度が大切です。

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犬が手元に戻って来たら怒らないことです。

感情的に怒ることは絶対にしてはならないことです。

犬は飼い主の元に戻った時に怒られると、人の側に行くと怒られるのだと感じてしまい、不信感を持つようになりますから気をつけましょう。

しかし、悪いことをした時はきちんと叱らなければいけません。

では、どう叱るかというと、首輪を抜いた場合を想定して、その状況をわざと作ります。

二本のリードを付け、そのうち一本は長めの物を付け、もう一本は短いリードを付けていきます。

短いリードを主にして持ち、犬に分かるようにリードを外して逃げる条件を作ってみます。

犬が逃げ出したところを、タイミングよくもう一本のリードを思い切り引き戻します。

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おいでの基本トレーニングをしっかりとすることによって、飼育してゆく上で起きてくる問題に良い影響が必ず出てきます。

その出合うであろう事柄を想定してここに記しますので、愛犬のことを考えて参考にしてみましょう。


(おいでの基本トレーニング)
■散歩中に首輪やリードが外れたような場合
散歩をしている時に首輪を抜かれたり、リードが放れてしまった時は、慌てず(難しいですが)にとりあえず「マテ」と声をかけてみます。

ほとんどの犬が放れた解放感から走り出しますが、飼い主から少し離れた所で一旦立ち止まるはずです。

追いかけて行くと余計に逃げて行くものですから、座って「ヨーシ、コイ」と呼びます。

または、思い切って「コイ」と言いながら反対方向へ歩いて行ってみます。

どちらの場合もヒステリックな声を出したり、焦ったりしないことです。

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フィラリアに感染したら

◆すでに感染してしまっている犬には、ショックを抑える薬を飲ませながら、できるだけ成虫を殺さずに、新しく感染するのを防いでいきます。

また最近は1回注射すれば6か月は予防できる新薬も登場しています。

注射なら薬のあげ忘れや犬が錠剤を吐き出すことなどを防げますが、副作用による死亡例が報告されているのも事実。

まだ様子見といったところで、従来どおりの経口薬を選ぶ人が多いようです。

いずれにしても、獣医さんの管理のもとに検査を行い、その個体に見合った薬を処方してもらってください。

◆犬は言葉が話せないため、たとえば「胸がキリキリする」とか、「最近疲れやすくて...」なんてことは訴えてくれません。

どこかちょっと具合が悪くても、人間から見てあまり変わりなければ見逃してしまいます。

特に内臓疾患などは進行が目に見えないため、初期のころは病気がわからないことがほとんど。

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蚊に刺されないことが何よりも大切ですが、予防手段が蚊取り線香だけでは心配。

すべての蚊を避けられるとは限らないし、犬の近くに置きすぎると煙でのどを痛めたりすることもあります。

最近は効果的なフィラリア予防薬があり、蚊の活動する期間中、月に1度服用することにより確実に予防できます。

この薬は、蚊から感染した子虫が心臓にたどり着く前に殺してしまうというものです。

薬を飲ませる際は、まず血液検査をして血中にフィラリアの子虫がいないかを確認。

血中に子虫がいると心臓には成虫がいますので、いきなり薬を飲ませると死んだ成虫が心臓から流れ出て動脈に詰まり、ショック死する場合があるからです。

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犬のワクチン その2

■8種混合ワクチン(5種混合ワクチンに下記を足したもの)

★犬レプトスピラ感染症
(※人畜共通感染症)
・コペンハーゲニー
急性の腎炎と肝炎を起こし、高い熱が出て体温が低下、急死することも。

・カニコーラ
発熱・元気・食欲がなくなる。

嘔吐や血便が見られ、死亡することもある。

・ヘブドマディス
腎炎と肝炎を併発したり、死亡率も高い。

※以上が8種混合ワクチン


■9種混合ワクチン(8種混合ワクチンに下記を足したもの)

★犬コロナウイルス感染症
パルポに非常に似た伝染病で、主に嘔吐、下痢、脱水を起こす。

※以上が9種混合ワクチン

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■5種混合ワクチン

★犬ジステンパー
発熱、結膜炎、鼻水、激しい咳、血便を伴う下痢

皮膚病変として、紅斑、水疱、膿疱の形成等。

末期では、ウイルスが神経系に達し、痙攣や麻痺等神経症状を示、致死率が90%と非常に高い。

★犬伝染性肝炎
高熱、腹痛、嘔吐、下痢、元気・食欲がなくなる。

時には、目が白く濁ることも。

生後1年未満の子犬が感染すると、突然死する場合もある。

★犬アデノウイルス2型感染症
(犬伝染性喉頭気管炎)
発熱、食欲不振、くしゃみ、鼻水、短く乾いたせき、のどや扁桃の腫れ、さらに肺炎を起こすことも。

他のウイルスや細菌との混合、二次感染により症状が重くなり、死亡率が高い。

★犬パラインフルエンザ
水様性の鼻水やせき、軽度の発熱、扁桃の腫れ。

伝染性がとても強く、犬アデノウイルス2型など他のウイルスや細菌との混合、二次感染が起こりやすく、症状も重くなる。

★犬パルボウイルス感染症
元気・食欲がなくなり、発熱と激しい嘔吐、血液の混じった激しい下痢。

さらに重症になると脱水が進み、衰弱も激しくなり、短い経過で死亡することも。

死亡率は非常に高い。

※以上が5種混合ワクチン

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仕事が不規則・犬の服従心

◆仕事が不規則
仕事が不規則で毎日家に帰れない、疲れてしまって朝起きられず、散歩に行くゆとりがない...などでどうしても世話ができなかったら、週に何回かペットシッターを頼むというのはどうでしょう。

無理をしてつらい思いをするより、それを仕事にしている人の手を借りるほうが賢明です。

もしそれももったいない、ということであれば、犬を飼い続けること自体が無理。

早々に里親に出したほうが、あなたのためでもあり、犬のためにも幸せです。

◆犬の服従心
犬は自我を抑制できるようになれば、おのずと服従心もついてきます。

飼い主のほうも、服従させてやろうという強制的な気持ちでは、本当の犬とのいい関係は築けません。

犬を信頼してこそ犬からも信頼され、打てば響くような心のつながりができてきます。

高橋ナツコ
完璧を目指し過ぎて疲れてしまうのはどうかと思いますが、犬にとっては飼い主であるあなただけが頼り。

ごはんをもらえなければ飢えてしまうし、人間が一緒でなければ外を歩くこともできません。

トイレだってきれいにしたくても、自分ではすることができないのです。

毎日食事して、トイレに行って、運動をして...。

最低限の世話は、飼い主の気分次第でしたりしなかったりでは困ります。

もしあなたが逆の立場だったらどんな気がするでしょうか。

今日はごはんをもらえるのか、散歩に連れていってもらえるのか、毎日不安でたまらないのではないでしょうか。

犬を飼い始めたら、規則的に面倒を見るのは避けられないことです。

高橋ナツコ

ワクチン接種


病院によっては飼い主に体調を聞くだけで打つところもあるようですが、接種の前に、体重や体温の測定、心音チェックなどの基本的な身体検査をしてから接種する病院が望ましいでしょう。

特に、糞便検査をして寄生虫の有無を調べることが大切。

寄生虫がいると、ワクチンが寄生虫にとられてしまい、十分に効果が発揮されないことがあるからです。

また、ワクチンを接種してから免疫効果が発揮されるまでには、約1?2週間。

その間は犬の集まる公園やドッグランにはなるべく行かないようにし、ワクチンを接種していない犬と接触するリスクを負わないようにしましょう。

特に最初の接種となる幼犬は、他の犬との接触は禁物です。

高橋ナツコ

その場でピシッと...高橋ナツコ

怒られて押入れに入れられたり、外に出されたり...といった経験は、私たち人間にも、幼いころの記憶としてなきにしもあらず。

そんなとき、泣きじゃくりながらも怒られたことを反省したりするものです。

そんな過去の記憶から、同じようなしつけを犬にする人も少なくないよう。

でも、犬はその場その場の"今"に生きる動物。

叱られて、すぐにその行動をやめたのに、ほめてもらえるどころかハウスに入れられ、突き放されて...。

なぜそんな目にあうのか犬にはわかりません。

くどくどと叱られる場合も同様です。

意外に多いのが、「何やっているの?どうしてこんなことするの?こんなに言っているのにまだわからないの?だいたいあなたは...」と延々とどなり続ける叱り方ですが、これもまったくメリットなし。

犬は叱られ続けているうちに、何で怒られているのかを忘れてしまいます。

その場でピシッと、が基本です。

高橋ナツコ

それぞれに合ったしつけとは

犬が自然とその動作をしたときにすかさず指示語を出し、手で合図を出すこと。

たとえば犬の名前を呼んで、こちらに走り寄ってくるときすかさず「おいで」と声をかけ、手招きの動作も加えるとわかりやすいはず。

前に来たら「いい子だね」とほめ、体を軽くたたいて合図しましょう。

ごほうびをあげてもOKです。

勝ち気で攻撃的な性格を持った犬に体罰を与えると、かえって逆効果になることは多いもの。

たたかれたことでカーッとなり、飼い主に対して反感を持ってしまうおそれがあります。

特に気の強いテリア系やアメリカンコッカースパニエル、ミニチュアピンシャーなどのかみやすい犬はその傾向が強いよう。

犬が歯向かうと、人間も感情的になって余欝に強く叱ってしまいますし、お互いにエスカレートすると最悪です。

トレーナーなどの専門家に相談して、関係を改善することをおすすめします。

高橋ナツコ
いつも強いロ調で指示を出していると、犬はだんだんそれに慣れてしまい、何かを命令されているのか、ただワーワー言われているだけなのか、わからなくなってしまいます。

試しに一度、小さい声でそっと言ってみてください。

犬は「何だろう?」と首をかしげ、いつも以上にあなたの言葉に集中するでしょう。

指示語をはっきり明確に言うことは大切ですが、いつも強い命令口調である必要はありません。

軍隊ではあるまいし、いつも怒っているような態度だったら、犬を萎縮させてしまうだけ。

「何だかわからないけど、怒られているみたい...」というその雰囲気だけで犬は混乱し、指示に集中できなくなります。

また、その指示と怒られることが結びつき、いやな印象をインプットしてしまうでしょう。

そんな調子では、喜んで指示に従えるわけがありません。

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犬が犬をしつける

親犬や成犬が子犬をしつけるとき、子犬がキャインと鳴くほど強く歯をあてて叱るのを目にします。

犬にとっては、叱ることも叱られることも、また時にはかむという体罰を与えられることも、自然なことだと思わせる行為です。

でもその体罰は軽く、一瞬のもの。

痛みを与えるというよりは、びっくりさせる程度で、子犬が悪いことをやめたらもう終わり。

次の瞬間にはもうなめて、かわいがってやっています。

やむをえず体罰を与えるなら、このタイミングと加減、やめたあとにはすぐにほめてあげる、というメリハリが大切です。

「ダメ!」という言葉とともに軽く口をたたく、足でパッとつつく、軽く頭をコツンとやるなど、あくまでも「合図」としての体罰と心得てください。

ちょっと叱られたくらいではわからない場合などに、最後の手段として使いたいものです。

犬が言うことを聞かないからと、何度も強く叩いたり、追いつめるような体罰は絶対にやめましょう。


高橋ナツコ
食事を運ぶときに、犬の名前と同時に「ハウス」という言葉をつけ加えます。

犬に、ここがハウスだと教えるわけです。

それを覚えたら、食事でないときに「ハウス」といって犬を呼びます。

犬はそこへ飛んで来るでしょう。

そこで、「フセ」をさせて静かにさせます。

最初は、ずっと見ていて、動いたら「ハウス」といってしかります。

そしてまた、食事のときに「ハウス」といい、そのあと、食事でないときに「ハウス」といって静かにさせます。

静かにしない場合は、何度も静かにしていることだと覚えさせます。

もし、お客さんが来ている間、その場所で静かにしていたら、ほめてあげることも忘れないようにしましょう。

また、静かにさせておくときには、おもちゃを与えておくと効果的です。

高橋ナツコ

いる場所をつくる その1

室内犬の場合、戸外で飼う場合と違い、ハウスを作らないことが多いようです。

小さくても庭があるとよいのですが、マンションなどの場合、そうもいきません。

寝るときも犬といっしょにというこ
室内犬の場合、浅い容器に毛布や座ぶとんを敷いてやればよい。

室内用の小型ハウスも市販されている。

とになれば、ますますハウスの必要性がないように思えます。

しかし、各人それぞれ寝室や子供部屋があるように、犬も落ち着ける場所は必要です。

お客さんが来た場合とか、台所で食事のしたくをしている場合など、犬におとなしくしていてほしいときは、ハウスがあると便利です。

室内犬の場合、ハウスといっても、座ぶとんや、小さい毛布などを敷いた程度でいいでしょう。

べつに、戸外で飼うような犬小屋的ハウスは必要ありません。

まず、食事の場所と同じところが最適でしょう。

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犬は、子供のない夫婦、または独り暮らしのお年寄りたちの慰みに飼われる場合もありますが、一般には子供が親にせがんで、家族に迎え入れる例が多いようです。

多くは、「ぼくが〈わたしが〉いっさい面倒をみますから、ぜひ飼わせて...」

「きっとね...」という約束で、子犬を買うなり、もらうなりしてくるのですが、この約束は間もなく、子供の方から破られてしまいます。

最初から親をだますつもりはなかったでしょうが、たいていの子供は、朝夕の散歩に連れて行くことすら、満足にできなくなってしまうのです。

子供には、犬を飼いたいというごく単純な欲求と、一日として欠かせない生き物の面倒とのギャップがわからないので、無理もありませんが...。

ではその後、飼い犬の面倒は誰がみるかというと、一般には、家にいる時間の最も多い主婦の肩にかかってきます。

AGFの資料によっても、犬の世話は、主婦72%となっています。

主婦は、それでなくても日常の家事で大忙しです。

犬を飼うにはまず主婦の、もう一人家族が増えるつもりの覚悟が必要です。

同時に家族全員が犬の世話まで主婦にさせない自覚をもたなければなりません。

高橋ナツコ

優れた犬の聴覚

犬の聴覚は、人間のそれよりすぐれています。

耳の立っている犬種と、寝ている犬種とでは多少の相違があるでしょうが、だいたい同じ高さの音であれば、人間の四倍も遠い所にいても聞き取れるということです。

さらにかすかな音に対しては、人間の16倍もすぐれた聴力を備えているそうです。

人間に聞き取れる音波は、せいぜい20キロサイクルまでですが、犬には120キロサイクル以上の超音波が聞こえることが、学者の実験で明らかにされています。

この鋭敏な聴覚は、眠っているときでも働いているので、犬に限って寝首をかかれることはありません。

人間が番をしてもらって、安心なことがよくわかります。

視力は劣っていて、100メートル離れると、主人か誰かわからなくなります。

動いているものには敏感に反応しますが、何百メートルも離れてしまうとそれも無理。

色彩感覚も、きわめて鈍いことが実験されています。

ただし、方向感覚は正確です。

時間を感じる能力もあります。

高橋ナツコ

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